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ガーネットさんの体験談 (インタビュー) 

【子宮頸部異形成〜上皮内癌---円錐切除術】

体験談の最終更新日: 2015年12月

プロフィール
ニックネーム ガーネット
治療時年齢 38歳
病名、病態、病状 子宮頸部異形成〜上皮内癌
治療方法 円錐切除術
治療年、季節 2013年7月
入院期間 土曜日〜火曜日の4日間

(日曜日を挟まなければ、通常2泊3日らしい)
現在のあなた 治療から2年が経過。

最近は、手術したことも忘れちゃうくらい。

特に問題なし。


25才頃
25歳くらいの時に、会社の婦人科検診で 「class Ua」 とかって言われて、

そんなこと言われても、どこに行っていいかわからないし、どうしよう?と思って。

たまたまその時に通っていた総合病院の中の婦人科へ。

「こういう結果が出たんだけど…」

と、定期的に診てもらっていたんだけど、ずっと class が変わらず。

先生が、

「ここの婦人科はあまり専門じゃないので、がんセンターへ行ってみたら。」

と、がんセンターを紹介された。


がんセンターは、検査だけ、1年半くらい通ったかな。

ある日、

「このくらいの症状は、結婚して子供産めば、すぐ直るんだよ。

 なんなら僕が切ってあげようか。」

みたいな感じで言われたのが、若かったから、すごくショックで、

そこから検診に行かなくなった。


でも、会社の検診で、いつもその数字が出るわけ。

気にはなるけど、

でもまぁ、これ以上にならないならいいかぁ…と思って、放置。

しばらく放置したままだった。


30才頃
でも、もともと生理痛がひどかったこともあり、

女医さんがやってるレディースクリニックへ鎮痛剤をもらいに行ってたんだけど、

ある日、その病院が無くなっていて、

仕方なくネットで探した産婦人科へ。

その時は、海外旅行へ行くにあたって生理をずらす薬が欲しかっただけだったのに、

「子宮頸癌の検査もやっておきますね。」

という感じで、検査された。

「検査結果を聞きに来てね。」

と言われたけれど、海外旅行やら何やらで忙しく、行けなかった。

そしたら、病院から

「検査結果をお伝えしたいから、早く来てください。」

という内容の電話が何度もあった。

でも、いろいろと都合がつかなくて、結局行かなかった。


35才頃
その後、しばらく検診もせず、

2012年に久しぶりに検診を受けたら、

結果が1つ上がって 「class Ub」 になっていた。

病院から何度も電話があったのも、きっとこのせいだ!

ということに気づき、とはいえ、どうしよう?

どこに行ったらいいんだろう?って、また放置してた。


初診
検診結果と一緒に紹介状が付いていたので、

2013年になってから、

職場の近所にあった慶應義塾大学病院の初診受付で予約を入れた。


たまたま初診で診てくれた若手の先生が専門だったらしく、

「担当医師を選べますけど、誰がいいですか?」

って聞かれて、

「誰でもいいです。」

って答えたら、

「じゃ、僕でもいいですか?」

と言われたので、その先生に診てもらうことにした。



治療の選択
検査して、

「やっぱり円錐切除しかないですね」 って言われた時、

その治療って大丈夫なのかな?って思った。

もともと入院したことないし、大きな病気にかかったこともないし、

まだ結婚して間もないし、子供も欲しいと思ってるし…

先生は、「全然大丈夫!」 って言うけど、

自分なりに、切らないでいい方法をまずは探してみた。

同じ class でどういう治療法があるか?

円錐切除、蒸散法…

調べたら、いくつかあるみたいで、

「私の場合は、やっぱり円錐切除しかないんですか?」

って聞いたら、

「そうだね」 って。

「蒸散法だと、再発の可能性もあるかもしれないし、

 きれいに切っちゃえば、再発しないと思うから、そっちの方がリスクは高くない。」

って言われて、

「わかりました」

みたいな。

日帰りでやってる病院もあるけど、慶應は入院で、

基本2泊3日だけど、土日が入るからこのくらいですね、みたいな感じだった。


入院待ち
結構良い先生で、「やるなら早いほうがいいよね」 って言ってくれて。

ただ、入院のスケジュールは、直前までわからないみたい。

手術待ちの順番があって、

ベッドもいつ空くかわからないので、

「入院の1週間くらい前に、 『何月何日入院です』

 っていう電話が入院係からかかってくるらしいよ。」

って先生に言われた。


実際、入院の1週間くらい前に、

「○日から4日間なんですけど、大丈夫ですか?

 説明を一緒に聞いてくれる家族の方のスケジュールも押さえられますか?」

という連絡が来たので、

「確認してからじゃないと、ファイナルアンサーが出せないから、また電話します。」

みたいな、そんな感じだった。


どのくらいでその電話がかかってくるか、一切わからなくて、

そこは、病院の都合に合わせるような感じ。


入院までの通院履歴
2013年5月 初診
  10日後くらいに、検査結果を聞きに行く 
2013年7月 入院 (土日を挟んで、3泊4日)


受診のきっかけ、検査の過程
受診のきっかけといっても、

事前に気になる症状はなく、数字だけ。

生活に困るような症状もなかった。

だけど、あんなに何度も電話がかかってきて、紹介状まで付いてきちゃうと、

これはなんとかしなくちゃ!って思うよね。


検査は、細胞診とエコー。

10日後くらいに結果を聞きに行って、

手術が決まったら、

感染症の検査をするために、血液検査を受けたんだったかな。


初めての入院
看護師さんに

「入院初めて?」 って聞かれて、

「初めてなんです」 って言ったら、

「患者さんの中には大変な治療をしてる人もいるから、ショックを受けないようにね」

みたいな話をされた。

6人部屋の真ん中のベッドだったんだけど、

抗がん剤をやっている人もいたし、

廊下で歩行訓練をしてるんだけど、つらそうな人もいたし、

周りの人が私よりももっと大変だから、恐縮した気持ちになったのを覚えている。

ただ、それで不安になったりすることはなかった。


入院中に困ったこと、良かったこと
入院中に困ったことは、勝手がわからないことかなぁ。

「〜してくださいね」 って言われても、

“今していいのかな?” とか、“これでいいのかな?” とか、

わからないけど、誰も聞く人がいない、みたいな。


あと、大学病院だと、研修医が点滴の針を刺すから、

1回でうまく入らなくて、4回か5回刺された…


良かったことは、先生がちょこちょこ様子を見に来てくれたから、さみしくなかったこと。

とても良い先生だった。


手術
オペは、全身麻酔で、30分くらい。

オペ室まで看護師さんと一緒に歩いて行って、

オペ室の入口でストレッチャーに乗せられて、

“ここがテレビでよく見るオペ室なんだ〜” みたいな感じで、

先生がのぞいて、「よろしくね」 って。

麻酔かけられて…


気が付いたら病室のベッドの上。

看護師さんが4人がかりで 「いっせーのーせ」 って、

ベッドに移されている時に目が覚めた。

「重くてごめんなさい」 って言った記憶があるけど、朦朧としてる。

その後に、先生が 「これだけ切りました」 っていうのを見せにきてくれて、

「時間も延長なく、スムーズに終わりましたよ」 って。


手術後の経過
手術直後は、出血が続いた。

「あまりにも血が止まらなかったり、すごいものが出てきたりしたら、言ってください。」

って言われたけど、

たくさんなのか、そうじゃないのか、基準がよくわからなくて、

たくさん出血した場合がどのくらいか?というのをネットで調べて、

大丈夫っぽい、と自己診断した。


生理痛はもともとひどかったんだけど、その痛み方が変わって、

手術後は、とにかく痛いのが2〜3ヶ月続いた。

先生に 「どうしても痛いんです」 と言ったら、ロキソニンは出してくれるけど、

「エコーで診ても何もないし、見た感じは大丈夫」 って言われて…

それも、何ヶ月かで落ち着いて、あまり気にならなくなった。

今も生理痛はあるけど、普通の感じに戻った気がする。


通院
退院して10日後くらいに、病理検査の結果が出て、

「たぶん全部切れたと思うから、

 半年〜1年は3ヶ月に1回、その後は半年に1回の通院で、それで終わりです。」

って言われた。


病院が職場の近所だったので、

通院は、勤務時間中に、お昼休みをずらして行くようにしていた。

上司には、

「外来があるので、お昼休みをずらして、1時間で行ってきていいですか?」

みたいな。

そういうのを認めてくれる職場だったので、よかった。


最後の外来が去年の終わりくらい。

「あとは一般の婦人科検診でいいね」 って。


治療後のライフスタイル
生活は変わらずだけど、

検診で数字が出てくる心配がなくなったっていうのは、大きい!

海外旅行は、治療した年(2013)は行ってないけど、去年(2014)と今年(2015)と行って、

行けるならいつでも行きたい♪

趣味のF1 観戦は、毎年欠かさず行っていて、

治療した年も、退院の2〜3ヶ月後には、鈴鹿へ行ってたなぁ。


仕事は、入院の時は比較的ゆとりがあったんだけど、

その年の年末にかけて忙しくなっていった感じ。

今年は、さらに忙しくて、お休みの日に出てきて作業する日もある。

とはいえ、睡眠時間も6〜7時間は取れてるし、

ストレス発散で、料理したり、

韓国ドラマをまとめて録画したものを消化したり。

最近は、手術したのを忘れちゃうくらいだから、問題ない。

経過も良く、副作用もない。


今思うこと
治療前は、いくつかの病院を転々とした時期もあり、

病院選びは大切だね、って思った。

あと、職場が病院に近かったり、上司が女性で事情を話しやすかったり、

環境は整ってた。そういった面で、運が良かったと思う。


当時の記録
ガーネットさんの当時のブログ記事にリンクを貼りました (↓)

★ 円錐切除手術決定〜入院まで

★ 入院生活に必要なもの

★ 手術前の麻酔科説明と看護相談

★ 円錐切除手術のために準備するもの

★ 入院当日の流れ











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